画像引用：SoulBounce

ロバート・グラスパーの新作アルバムに関する記事がSoulBounceに公開された。

ロバート・グラスパーは多忙を極める。 Robert Glasper ExperimentでのBlack Radioシリーズ、加えて、今後公開となるニーナ・シモン伝記のドキュメンタリーでもトリビュート作品を制作しているが、 彼の他の活動をここでは見ることが出来る。 ジャズピアニストとして、トリオを率い発売となる今回のアルバム‘Covered’は来月リリース予定となっており、ベースにヴィセンテ・アーチャー(Vincente Archer)、ドラムはダミアン・リード（Damian Reid）というトリオで、 現代過去の曲のカバーに加え、オリジナルも数曲収録している。

アルバム収録曲のファーストシングルとしてはレディオヘッドのカバー “Reckoner”がリリースされ、 このトリオが他にどんな曲を私たちに届けてくれるのか、非常に楽しみにしてくれた。 しかし、今回公開となったジェネイ・アイコ(Jhene Aiko)のカバー、”The Worst”を聴き、私たちはその気持ちを更に強く持つこととなる。 この曲でトリオは、ヴォーカルが使われていないにも関わらず、ジェネイが歌詞で描いた苦悩を巧みに表現し、且つ曲の持つ絶望感というものを引き出している。 驚くべきことは、ロバートがこのことを原曲のメロディをあまり変えず、且つジェネイが行っていることに彼なりの解釈を加えて行っていることである。 ビデオでは演奏する3人が映り、白黒映画の様な心に響く雰囲気を漂わせている。

Capitol Studiosでのライブ収録曲に関してはiTunesでの先行予約が可能となっており、今後シングルが順次発売されていく予定だ。 アルバムの発売は6月16日発売予定。’The Worst’のMVは下記で是非チェックしてほしい。

 

[The Robert Glasper Trio Gives Jhené Aiko’s ‘Worst’ Their Best]

 

今回の新作アルバムに加え、6月には西本智実との共演やビルボードでのライブもあり、気になった方はこちらも是非チェックを！！