まだまだ寒い日々が続く今日この頃。
こんな時は暖かいお家でまったりと映画鑑賞、なんていかがでしょうか?
ということで今回は、歌の力を強く感じられる、90年代以降の作品を3つご紹介!
何度でも見返したくなる、色褪せない名作揃いです。
①『RENT』(2005)
原作は1996年にアメリカのオフ・ブロードウェイで初演されたミュージカル。後にミュージック版とほぼ同じキャストで映画化され、アメリカでは2005年、日本では2006年に公開されました。
1980年代終わりのNY・イーストビレッジを舞台に、仕事や恋、病気などそれぞれの悩みを抱えた若者たちの生き様を力強く描くこの作品では、いわゆるミュージカル映画らしく各キャラクターの感情が様々な場面で歌として表現されます。
「Seasons of Love」
その中でもオープニングを飾るこの曲はマスト!
メインキャストが一列に並び、歌い上げるその姿はまさしく圧巻です。
②『CHICAGO』(2002)
レニー・ゼルヴィガー、リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演、ミステリーあり、お色気ありのゴージャスな一作。アカデミー賞、そしてゴールデングローブ賞それぞれの作品賞を受賞し、大ヒットを飛ばしました。
「この街では、銃弾一発で有名になれる」をキャッチコピーに、妖しくも美しい犯罪者たちに翻弄されるシカゴの街を描きます。
「Cell Block Tango」
鉄格子の向こうから聴こえてくる美しき収容者たちの怒り、嘆き、叫び。
皆さん綺麗すぎて怖いです。
「Love is a Crime」
そしてこちらはシンガー・ソングライターのAnastaciaによる本作のサウンドトラックとして制作された一曲。
いやはや、姐さんかっけぇっす……!
ちなみに本作全体の音楽を手がけたのはアメリカの作曲家・ダニー・エルフマン。
映画『スパイダーマン』や『バッドマン』、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』など有名作品を多数手がけたスゴイ人です。
③『Sister Act2: Back in the Habit』(1993)
日本では「天使にラブソングを…」の名で知られる、アメリカの大ヒット映画の続編。
とある事情から尼僧の振りをして自身の母校である高校の担任を務めることになる元クラブ歌手と、彼女が受け持つ「不良クラス」の生徒たちを中心に展開する青春ドラマ。
本シリーズで不動の人気を獲得した主演のウーピー・ゴールドバーグの他、その後実力派ソウルシンガーとして活躍を続けるローリン・ヒルが生徒役として出演するなど、まさしく歌の力を痛感する豪華なキャスト陣も大きな見どころのひとつです。
「His Eye Is On The Sparrow」
不良クラスの中でも一際存在感を放つ、ローリン・ヒル演じるリタ。
興味がない素振りを見せ続けますが実はクラスの誰よりも歌を愛している女の子なのでした。
ひとつひとつのフレーズを大事に歌にする彼女の姿に感動せずにはいられない、大切な1シーンです。
「Joyful, Joyful」
物語終盤、クラスがやっとひとつになって歌い上げる喜びの歌。
みんなの歌声、そして表情から希望や愛が伝わってきます。鳥肌モン間違いナシ!!
というわけでいかがだったでしょうか?
気になる作品があった方は早速レンタルショップへ、GO!!