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Matome Article

2012年11月07日

ブラックミュージックの聖地”メンフィス”ってこんなところ

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Memphis (メンフィス)

 

 

メンフィスの概要

アメリカ合衆国のテネシー州西端、ミシシッピ川に面する都市。州都ナッシュビルを上回るテネシー州最大の都市。人口は約68万人で、その6割強をアフリカ系アメリカ人が占める。19世紀に綿花の集散地として発展する一方で奴隷市が開かれた歴史を持つ。今日においても綿花や木材の集散地であると共に近辺の商工業の中心地である。

出典 Wikipedia

 

音楽都市となった背景

黒人音楽をその源流とするブルース、ジャズはミシシッピー川を北上するようにアメリカ大陸に広がる。ミシシッピー川の下流にあるジャズ発祥の地ニューオリンズ。中流のテネシー州にメンフィス、さらに上流のミズーリ州にセントルイスと、ミュージックシーンに重要な役割を果たした有名な都市が並ぶ。一方で、西欧・北欧・東欧系の移民が持ち込んだ音楽が東海岸から内陸に浸透、東部、南部の地元の音楽の影響を受けながら発展したというルーツを持つのがカントリー・ミュージック。このカントリー・ミュージックの聖地とされているのが、メンフィスと同じくテネシー州のナシュビルである。南から黒人のジャズ、リズム・アンド・ブルース、東から白人のカントリー、ウエスタン。親潮と黒潮がぶつかり合うように、このテネシー州でそれぞれの音楽が融合し、新しい音楽が生まれ、発展した。

出典 いなか@USAなう

 

メンフィスからうまれた多くのアーティスト

 

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“ロックの帝王、エルビス・プレスリー”

彼が13歳の時に引っ越してくる。メンフィスの土地柄、貧しい黒人の労働者階級の音楽を聴いて育ったことが後の彼の音楽性に大きな影響を与えたとされる。メンフィスのグレースランドにあるエルビス・プレスリーの家は、今でも年間60万人が訪れる観光地となっており、「アメリカ国内で2番目に訪問者の多い家」なのだそう。

 

 

”B.B キング、名前の由来はゆかりの地”

いとこのブッカ・ホワイトに教わりながらギター・テクニックを磨いていたキングは、メンフィスのラジオ局WDIAでDJをするようになる。そのときに番組のスポンサーだった飲料の名前から「The Pepticon Boy」と名乗った後に「Beale Street Blues Boy」と改名。このビール・ストリートとは、ダウンタウンのミュージックバー、レストランが軒並み佇むメンフィスきってのミュージック・スポットのこと。このビール・ストリート・ブルース・ボーイを略して「Blues Boy」と呼ばれた略称が「B.B.」であり、名前の由来である。

出典 Link USA

 

 

“ディズニーチャンネルから始まりグラミー受賞まで登りつめた実力派若手アーティスト、ジャスティン・ティンバレーク”

メンフィスは先人たちが発展させたその音楽文化をきちんど受け継いでいる、その証拠となるのが若手のアーティストが今も誕生していることだ。ジャスティンはメンフィス近郊のシェルビーフォレストのコミュニティで育った。アメリカのテレビ番組「スター・サーチ」の挑戦者として登場して以来早くから名声を手にし、ディズニーチャンネルのテレビシリーズに出演。そこで出会った仲間とバンド「インシンク」の活動を始め、ブレイク。2002年に、ソロデビューアルバムを発表、世界中で700万枚以上を売り上げた。さらに2枚目のアルバム『フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズ』をリリース。アルバムの累計販売は、900万枚以上である。音楽活動以外ではファッションブランドやレストランを立ち上げており、近年は俳優としてのキャリアも開始した。

出典 Wikipedia

 

 ”こんな人たちもメンフィス出身”

ハウリン・ウルフ、ロバート・ジョンソン、マディ・ウォーターズ、B.B.キング、W・C・ハンディ、アイザック・ヘイズ、ブッカー・T・ジョーンズなど

 

 

メンフィス予備知識


“ギブソン誕生の地”

今やギターのトップブランドの一つとして世界的に有名なギブソンは、ここメンフィスで生まれた。

ギターの多くは州内ナッシュビルで作られているが、ここではギターができるまでの製造工程を見学するツアーに参加できる。

出典 Link USA

 

 

“忌野清志郎と中島美嘉はメンフィス名誉市民である。”

ソウルファンとしても知られる忌野はアルバムのタイトルが「メンフィス」であるという理由で受賞。

中島はレコーディングとプロモ・ビデオの撮影をメンフィスで行い、「カトリーナ」で被害を受けたメンフィスの復興に一役買ったとしての受賞。

 

“マーチン・ルーサーキング牧師が暗殺された地”

1968年4月4日に遊説活動中のテネシー州メンフィスにあるメイソン・テンプルで遊説。当時の差別社会の中で、黒人だからという理由でダウンタウンの一流ホテルには泊まれず、黒人オーナーが経営する市内のモーテル、「ロレアンヌ」に滞在していた。その夜の集会での演奏音楽の曲目を打ち合わせ中に、バルコニーにいたところを白人に撃たれる。墓標には「ついに自由を得た」と穿たれている。この暗殺現場となったモーテルは現在、キング牧師が滞在した棟の外観だけを残し、全体が建て替えられてThe National Civil Rights Museum(公民権展示館)となっている。

出典 公民権運動・施設めぐり

 

 

行くべし!メンフィスの観光地

出典 Link USA

 


”ロックンソウル博物館”

ギブソン・ギター工場と同敷地内に立つ、ブルース、ソウル、ロックンロール音楽に関する本格的な博物館。メンフィス音楽の歴史や軌跡などをショートフィルムやヘッドフォンガイドで知ることができます。ワシントンDCのスミソニアン協会の協力もあり完成したというだけある見ごたえのある展示が自慢。

 

”ビールストリート”

メンフィスきっての観光ポイント。昼間からオープンする数十件のライブハウスが立ち並び、いつでも音楽が溢れている。
夜になるとライブのスタート、パンチのある演奏が通りにまで響き渡りとても賑やか。

 

 


”スタックス・アメリカンソウル博物館”

 かつてのソウルミュージックの名門レーベルとして知られるスタックス・レコード社の建物が、2003年から博物館として公開。館内には懐かしいソウルナンバーが流れ、ソウルミュージックの原点を展示を通して学ぶことができる。

 

”サンスタジオ” 

数々の世界的ミュージシャンを輩出した伝説のレコーディングスタジオ。元々は才能に恵まれながらも資金がなくレコーディングできないというミュージシャンたちのために開設されたスタジオで、ここでレコーディングしたミュージシャンが「後に」有名になった、という順番である。
その代表として、エルビスが挙げられ、彼はここで録音した曲が反響を呼び、スターダムへのし上がることになった。内部の見学では、プレスリーの使ったマイクやギターなどを見たり、デビュー当時の歌声なども聴くことができる。

 

 

”マッドアイランドリバーパーク”

ミシシッピ川を眺めることができるマッドアイランドリバーパーク。ここに は、ミシシッピリバーミュージアムやミシシッピ川の縮小模型などもあり、川の周辺 の歴史や文化を知ることができる。 また、コンサートができるようなスペースや、レストラン、ギフトショップなどもあ り、市民の憩いの場としても知られている。

 

 

一時代に根付いた激しい人種差別や歴史的悲劇。そんなしらがみに捕らわれず、正義や新しい価値観を自ら探し求めた先人らがうみだした魂の歌を文化的、商業的に活かし今なお大事にし続けるメンフィスの人々と街。全てのミュージックファンが訪れたいまさにソウルスポットであることは間違いない。

写真集『彼はメンフィスで生まれた―アメリカン・ジャーニー』はこちら

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