ソウル・R&Bの本場と言えばやはりアメリカを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
インターネットが発達し、国や場所に囚われることなくどこにいても好きなように音楽を楽しめるようになったとは言え、最先端の音楽が集まる人々の憧れの地と言えばやっぱりアメリカ、とりわけNYという人が多いのではないかと思います。
とは言いながらもその一方で、その他の国々に生まれたアーティストたちはそういった最先端の音楽の影響を積極的に受け、更に独自の感性や自国の言葉を融合させることでその国ならではの魅力に包まれた新たな音楽を生み出しています。
ということで本日のSOUL iNDEXでは、世界各国の魅力的なソウル・R&Bアーティストたちを厳選してご紹介!
各国ならではのサウンドをぜひ楽しんでみてください。
それでは早速参りましょう~!
Joy Denalane(ドイツ)
Joy Denalane(ジョイ・デナラーニ)は、ドイツ人の母親と南アフリカ人の父親を持つベルリン出身のシンガー。
デナラーニという名前は南アフリカの言葉(ぺディ語)で、輝く星を意味するのだそう。
ドイツ国内では多数の賞を獲得する“ジャーマン・ソウル界のクイーン”です。
ブレの無いハスキーヴォイスがとってもとっても魅惑的ですね。
堂々と、気品溢れる歌声はまさしく女王といった感じ。
Loretta(フランス)
フランスのシンガーソングライター・Loretta(ロレッタ)は、「仏製Amy Winehouse」との呼び声も高い今大注目の歌姫。
国内での人気はもちろんのこと、Lauryn Hill、 Sting、 Raphael Saadiq、 Corneille、 Craig Davidなど世界を股にかけるアーティストたちとも数々共演してきた実力派です。
今年に入って日本でも国内盤がリリースされました。要チェック!
Toshinobu Kubota(日本)
この楽曲が収録されたアルバム『Nothing But Your Love』がリリースされた2000年は彼が海外に向けた活動に対して特に力を入れていた時期なのだそうです。
今回ご紹介した”Shame”はなんとあのRaphael Saadiq!
美しいメロディラインと渋いグルーヴで聴かせてくれます。
Ms.Soundy(ロシア)
お次はなんと極北ロシアから。
Ms.Soundy(ミス・サウンディ)が生み出すオーガニックかつキャッチーなサウンド、ネオソウルファンにはきっとたまらないハズ。
抑揚を利かせた巧みなヴォーカル、イイですね〜。
この映像で歌ってるのはロシア語でしょうか?
普段当たり前のように英語で聴き慣れた歌も、言葉が変わるとニュアンスまで違って聴こえてきて面白いですね。
Kasia Lins(ポーランド)
1990年生まれの24歳、Kasia Lins(カシア・リンス)はポーランド出身の新星。
ネオソウルとジャズのスタイルを取り入れた心地良いグルーヴは、デビューするやいなや瞬く間に人々を魅了しました。
愛嬌がありながらも決して媚びない歌声が可愛らしくてとっても素敵。
昨年デビューしたばかりの彼女。
今後に期待したいアーティストの一人です。
Seven(スイス)
スイスのソウル・R&Bシーンを代表するアーティスト・Seven(セブン)。
テナー歌手とピアニストの間に産まれ、兄が始めたバンドのヴォーカルを務めるようになったことがきっかけで音楽の道を志すようになった彼は2002年に『Dedicated To…』でソロデビューを果たしました。
同秋にはサポーティング・アクトとしてあのBilalやDestiny’s Childのステージ前座を務めるなど、既に実力はお墨付き。
甘さを湛えながらも強い意志を感じさせる歌声、これはメロメロになってしまう女性多そうだな〜。
さてさて、いかがだったでしょうか?
SOUL iNDEXでは引き続き、ワールドワイドにGOODミュージックをご紹介していきたいと思います。
それではまた次回っ!