1980年にGrover Washington Jr.が発表したアルバム『Winelight』に収録された名曲”Just the Two of Us“。
ゲストヴォーカルに迎えたBill Withersの優しい歌声と温かな響きをまとった美しいメロディは世界中の人々に愛され、歴史に残る名曲として今も広く知られています。
音楽をやっている人にはジャムセッションの定番曲としてもお馴染みですよね。
さて今回SOUL iNDEXがお届けするのは、様々な有名アーティストたちによる”Just the Two of Us”の豪華カヴァーまとめ!
これまでに多くのアーティストがこの名曲に挑んできました。
曲が持つドラマチックな情景はそのままに、そこに自身の魅惑的な表情をプラスすることで曲に新たな命を吹き込んだアーティストたち。
彼らが育んだ彼らだけの”Just the Two of Us”は、一口に「カヴァー」とは言え、それぞれにしか出せない魅力に満ち溢れています。
それぞれの個性が原曲の良さと溶け合った見事なパフォーマンスをぜひお楽しみください。
それでは早速参りましょう!
①Will Smith
1998年に発表された、俳優/ラッパーのWill Smithのクール且つ心温まる良作。
原曲をサンプリングし、その上で炸裂するウィルのパフォーマンス、今聴いてもやっぱりかっこいいですね~。
ウィルから彼の長男・トレイ君へ捧げられたことでも有名なこちら。
MV中に満ちた愛に思わず顔がほころびます。
②Regina Belle
ディズニー映画『アラジン』の主題歌にしてグラミー賞受賞ソング・オブ・ザ・イヤーにも輝いた名曲”A Whole New World”のシンガーとしても知られるRegina Belle。
彼女が歌う”Just the Two of Us”は、原曲よりも渋みがきいてジャジーなムード全開。
オリジナル以上に大人なサックスの音色にも注目です。
③Sabrina Starke
今年に入って日本国内盤もリリースされた今注目のオランダ出身シンガーソングライター・Sabrina Starkeによるカヴァーver.。
彼女はこの曲だけでなく、昨年にはBill Withersが残した名曲の数々をカヴァーしたアルバム『Lean on Me, the songs of Bill Withers』を発表しており、こちらはビルご本人からお墨付きをもらうほどの完成度に仕上がっています。
気になる方はぜひそちらもあわせてチェックしてみてください。
愛とリスペクトがぎゅっと詰まった名カヴァーをお届けしました。
④久保田利伸
日本が世界に誇るR&Bシンガー・久保田利伸がコーラスとしてライブに参加していたシンガーのYURIとのデュエットで魅せるゴージャスな”Just the Two of Us”、絶品です。
情熱的で、オリジナル以上にドラマチック。
これは生で聴いたら鳥肌たちそう…。
⑤Eminem
なんとEminemまでカヴァーしていた”Just the Two of Us”、名曲の影響力恐るべし。
クールに紡がれる言葉たちによって、原曲とはまた一味違う表情を魅せる曲の世界観に注目です。
⑥ダンス☆マン
もう今の10代はもう知らなかったりするんでしょうか…?
筆者(20代半ば)でギリギリ懐かしめるくらいの感覚なのですが。
7,80年代の海外の名曲に空耳アワーのごとく日本語詞をつけ、パフォーマンスすることで一世を風靡したダンス☆マン。
“Just the Two of Us”も「じゃあ、明日にすれば?」なんてタイトルにかわってしまいました。
なんていうか、絶妙なところ突いてくる感じ。(笑)
歌詞もゆるくシュールでなかなかいいです。
さていかがだったでしょうか?
ひとつの名曲から生まれた様々な世界。
色鮮やかなストーリーをそれぞれに楽しんで頂けたのではないでしょうか。
あなたはどの作品が気に入りましたか?
それではSOUL iNDEX、また次回~!