いよいよ今年も残すところあと二カ月!を切りました……!(驚愕)
乾いた冷たい風が冬の訪れを教えてくれます。
街の雰囲気もだいぶ変わってきましたよね。
あちらこちらで聴こえてくるクリスマスの足音~…!
さて、今回のSOUL iNDEXでは、これからの季節にぜひ聴いてほしい!心温まる極上の歌声たちをご紹介します。
温まる…というよりも本日は最早ちょっと暑苦しいくらいの(!?)、コッテコテな男性ボーカルを集めました。
寒い季節にはちょうどいいかもしれません。コッテコテ。(褒めてる)
この冬のお供をぜひ見つけてください。
それでは参りましょう~!
George Benson – 「This Masquerade」
しょっぱなから飛ばしていきますよー。
激濃厚、熱く染みわたる歌声をお楽しみください。
ジャズ、フュージョン界において60年代から活動を始め、現在も第一線で幅広く活躍するギタリスト・シンガーのGeorge Benson。
Richard Bonaらに影響を与えたスキャットの名手としても知られています。
そんな彼が歌う”This Masquerade”。
彼の他にもThe Carpentersなどのカヴァーが有名ですが、オリジナルは「スワンプ・ロックのカリスマ」ことLeon Russellによるものです。
眩暈がしそうなほど強いパワーを持った歌声。
様々なアーティストが彼の歌声に憧れたのも頷けます。
José James – 「Trouble」
お次は21世紀ジャズにおける最重要人物の一人・José James。
既存のジャズの枠に留まらない、柔軟で才気溢れる音楽性に今全世界が注目しています。
そんな彼の2013年作『No Beginning No End』からここでご紹介するのは、アルバム内でも一、二の人気を争うミディアム・ナンバー”Trouble”。
Joséの声には、なんというか底知れぬ深みがありますよね。奥行きというか。
自らの声を自在に操る彼の歌には、一度嵌ると抜け出せない魔法でもかかっているかのような、聴く者を己の領地に引き込んで逃さない不思議な魅力がある気がします。
Mint Condition – 「Single To Mingle」
ネオソウルの祖と言われる彼ら、Mint Conditionの”Single To Mingle”。
オリジナルも良いのですが、今回はとことん濃厚にいこうじゃないか~ということで、少々短めですがこちらのライブ版をどうぞ。
いやもう、この一分だけでお腹いっぱいになりそうなレベル。
これ上手いから許されるんですよねえ。(笑)
歌も楽器もコッテリ濃厚。
だけどクセになる極上パフォーマンスです。
Donny Hathaway – 「A Song For You」
言わずと知れたソウル・レジェンド・Donny Hathaway。
魂震える歌声…ですね。ウーン、素晴らしい。
歌の力をダイレクトに感じられる圧巻のパフォーマンス、ぜひ腰を落ち着けてお楽しみください。
John Legend – 「Ordinary People」
2004年にリリースされたJohn Legendのデビュー作『Get Lifted』に収録されたナンバー。
アルバム内でもとりわけ人気が高かったこの曲、聴き覚えのある人も多いのではないでしょうか?
決して押しつけがましくなく、だけど直球で聴き手の胸を打つ意志を持った歌声に心洗われるようです。
John Legendという人は堅実な実力派でありながらポップさも兼ね備えていて、そのバランスの良さが彼の魅力のひとつでもあると私個人的には思っているのですが、この楽曲はまさにそんなバランスの良さが発揮された良作であるような気がします。
D’Angelo – 「Lady」
濃厚で甘~い歌声、といったらやっぱりこの人はハズせないでしょう…!
ということで最後はD様に飾っていただきます。
今回ご紹介するのは1996年に行われたLondon’s Jazz Cafeでのライブパフォーマンス。
“Lady”自体そもそも人気の高い楽曲ですが、中でもこのバージョンのファンという人も多いのではないでしょうか。(筆者もそのうちの一人です)
元恋人・Angie Stoneもバックコーラスとして参加しています。
重なり合う声と極上のグルーヴ。
こーれはまさに名演中の名演!!!
さていかがだったでしょうか?
ムード満点でお送りしました本日のSOUL iNDEX。
この冬のお供に、就寝前のプレイリストに、ぜひぜひご活用ください♪
それではまた次回~!