アーティストたちの名前、気になるその由来をご紹介するこの企画!
…実は第三弾だったりします。
■過去の記事はこちらをご参照ください■
→『気になるあのアーティストの名前』
→『【HIPHOP編】あの人の名前のルーツって?』
さて今回そのルーツを明らかにされるアーティストとは!?
最高にクールなそれぞれの作品と共にお楽しみください。
それでは早速まいりましょう〜!
Chaka Khan
言わずと知れたR&B界の女帝・Chaka Khan。
(筆者は長年本名だと思ってました)
Chakaはアフリカの言語で「炎」「赤い」を意味する言葉。
本来は「シャカ」と発音するのが正しいようですが、日本では「チャカ」で通っていますよね。(”I Feel For You”のイントロを思い出すとわかりやすい)
ステージで熱唱する彼女はまさに炎、赤色をイメージさせる情熱の歌姫そのもの。
良い芸名をつけたものですな〜。
ちなみにKhanは最初の夫の姓です。
Hiatus Kaiyote
以前フューチャーソウルを特集した回でもご紹介した気鋭のオーストラリア出身バンド・Hiatus Kaiyote(ハイエイタス・カイヨーティ)。
(『未来のサウンドを創りだすアーティストまとめ』http://soul-index.com/2014/02/future-soul/)
この独特な響きを持ったバンド名は、仲間内の言葉遊びがきっかけとなって付けられたものなのだそうです。
「Kaiyote」は彼らによってつくられた造語で、ボーカルを務めるNai Palmが父の影響で幼い頃から親しんできたネイティブ・アメリカンの文化を連想させる響きである、ということから採択されたのだとか。
「Hiatus Kaiyote」という言葉の特徴的な響きを通して、彼らはリスナーのクリエイティビティを刺激したいのだと言います。
むむむ、やっぱり気になる存在…
今後の動向にも注目が集まっています。
The Roots
ドラマー・Questlove率いるヒップホップ・バンド・The Roots。
多くのアーティストから信頼を集めるサウンド、その実力で、1993年のデビューから第一線をひた走っています。
そんな彼らのグループ名は、アフリカ系アメリカ人作家のAlexander Palmer Haley原作の小説『Roots』を基にした1977年作のアメリカのテレビドラマに由来しているのだそう。
黒人奴隷の問題を真正面から描き、アメリカ全土に社会現象と言えるような大反響を巻き起こしたこの作品は、放送当時まだ幼かった彼らにとっても大きな衝撃であったに違いありません。
Earth, Wind & Fire
1969年にシカゴでMaurice Whiteを中心に結成された彼らですが、結成当時は「Salty Peppers」という名前で活動していました。
現在の「Earth, Wind & Fire」という名前へと改名したのは結成の翌年。
何故このような、それまでと全く方向性の違う名前に落ち着いたのか。
その理由は、なんと占いにあったようです。
占星術によれば、グループの中心的存在・Maurice Whiteは土・風・火の要素を持った人間なのだそう。
土、風、そして火。
そう、それがそのままグループ名になったのですね。
Mauriceは相当な占い好きなのかもしれません。
Boyz Ⅱ Men
1990年代初頭のコーラスグループ・ブームの火付け役として知られるBoyz Ⅱ Men。
そのグループ名は、80〜90年代一世を風靡したシンガー・Bobby Brownが所属していたグループ「New Edition」の88年作”Boys To Men”に由来しています。
思わずグループ名にしたくなるほどの名曲!?
ということでせっかくなのでこちらも聴いてみましょう。
さていかがだったでしょうか?
それぞれに愛情が込められた、一生を共にしていくことになる大切な名前。
みなさんもお好きなアーティストの名前の由来、ぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか♪
なにか面白い発見がある、かもしれません。
それではSOUL iNDEX、また次回〜!