昔からずっと憧れてたんです、弾き語りができる人。
歌が上手いだけでも憧れる、楽器が上手に弾けるだけでも尊敬する、それなのに、両方同時にこなして人々を魅了してしまうなんて…???
自他共に認める不器用代表であるところの筆者からすれば、そりゃもう崇拝レベル。
さて、世界を舞台に活躍するアーティストたちの中には、スゴ腕弾き語りストがたくさんいます。
ということで本日はそんな彼らの魅力的なパフォーマンスを厳選してお届け!
楽器と歌が一体となって鳴り響く、魅惑的なサウンドをお楽しみください。
(「弾き語りスト」とは言っても、いわゆる弾き語り=一人で弾きながら歌うソロパフォーマンス、に限らず、今回は広意義に「弾きながら歌える人」を定義とします。ソロからバンドでのギターボーカルまで、幅広くお楽しみください!)
それでは早速参りましょう。
Stevie Wonder – 「Overjoyed」
しょっぱなから飛ばしていきますよー。
Stevie Wonder、言葉不要の名作です。
オリジナルの壮大な雰囲気も胸を打ちますが、こちらも絶品…。
歌とピアノだけでこんなにも熱いエネルギーが生み出せるんですね。
心震える名演です。
Esperanza Spalding – 「I Know You Know / Smile Like That」
その有り余る才能から当時若干20歳という若さでバークリー音楽大学の史上最年少講師として迎えられ、2012年には自身4作目となるアルバム『Radio Music Society』でグラミー賞を受賞した現代ジャズが誇る歌姫・Esperanza Splading。
天才の名を欲しいままにする彼女の圧巻のパフォーマンスをお楽しみください。
凄いですよねー。こんな小さな身体のどこにこんなエネルギーが…。
思わず息を飲むほどの迫力に圧倒されます。
ベースを弾く指と華やかなメロディを歌いあげる喉、まるでそれぞれ別の凄腕ミュージシャンが担当しているかのようなクオリティですよね~。。うっとり。
コロコロと移り変わる表情にも胸キュンです。
Corrine Bailey Rae – 「The Sea」
イギリスのシンガーソングライター・Corinne Bailey Rae。
優しくも儚い歌声で世界中にファンを持つ彼女の2010年作『The Sea』より、タイトルトラック”The Sea”をお聴きください。
Corinneが歌いながら操っているのは、これは…なんだ?(笑)
造りは日本の琴に少し似た感じでしょうか。
調べてみたところ、これはどうやら「ツィター」というオーストリア・スイスなどでよく使用される弦楽器の電子版のようです。
エレキツィター、って、言うのかな?そういう名称あるのかな?(なさそう)
彼女の声同様、独特の世界に聴く者を誘うサウンドですよね。
どちらの音にも余韻がたっぷりあって、浮遊感が気持ちいいです。
Shiela E – 「The Glamourous Life」
これを弾き語り枠に押し込めるには少々無理があるような気が、しなくも、ない…けどカッコイイので許してください。
Princeに才能を見いだされた女性たちを特集した回でもご紹介しました、美しきドラマー・Sheila E。
殿下のバックで迫力あるパーカッションさばきを繰り広げる彼女の姿、見覚えある方も多いのでは?
そんな彼女がPrinceプロデュースのもとソロアーティストとしてデビュー。
今回ご紹介したのは彼女のデビュー作です。
人々の目をくぎ付けにするオーラの持ち主ですねー。カッコイイ!
Norah Jones(Puss N Boots) – 「Don’t Know What It Means」
最後はNorah Jones!
その優しい歌声とピアノの音色が……と思ったらおっと、ピアノじゃないですね。
Puss N Bootsとは、彼女が結成したガールズバンドのこと。
Blue Noteから今年7月にデビューを果たした彼女たちは瞬く間に世界中から注目されることとなりました。
バンド名は、女の子とカントリー・ミュージックを連想させるブーツ(Puss and Boots)と、童話「長靴をはいた猫」(Puss in Boots)をかけてつけられたものなんだそうです。
Norah Jones、ギターも弾けるんですね。
カントリーでポップ、キュートで心安らぐサウンド、彼女らの今後の活躍にも期待です。
さて、いかがだったでしょうか?
いいですね~、みんなかっこよすぎるよ…。
私も来世は歴史に名を刻む弾き語りストとして生まれてこよう。(ボソッ)
ということで、それでは!(笑)
SOUL iNDEX、また次回っ!