アーティストが他のアーティストの楽曲をカヴァーし、ライブなどファンの前で披露するといった光景は今ではもう国内外問わず見慣れたものとなりつつあります。
それぞれのアーティストたちの尊敬と愛がぎゅっと詰まったカヴァーには、普段彼らがオリジナルの楽曲で見せる姿とはまたひと味違う輝きがありますよね。
聴き慣れた曲を自分の大好きなアーティストがカヴァーしていたりすると、そりゃあもうテンションあがっちゃいます。
オリジナルとは異なる魅力で私たちに音楽の楽しさを届けてくれるカヴァー企画。
その中でも今回は、日本のアーティストたちによる海外アーティストのソウルフルなカヴァーをご紹介します!
楽曲の魅力を二倍にも三倍にもする、日本人ならではの温かみのある歌心。
心にじんわりと幸せが広がってお腹いっぱいになること請け合いです。
全編必見必聴の名パフォーマンスですよ〜!
ぜひぜひお楽しみください。
久保田利伸 – 『Just A Two Of Us』
2012年のツアーライブで披露されたBill Withersのこの曲。
今やワールドワイド・スタンダードとなった名曲を、バックボーカルを務めたyuriとのデュエットでファンに披露しました。
ブラックでクールなアレンジに実力派二人の歌声が熱く絡みあう、高まるボルテージに大興奮間違いなしのパフォーマンスとなっています。
感じるままに、思うがままに歌い上げる二人、とってもかっこいいです。
平井堅 – 『New York State Of Mine』
原曲はBilly Joelの1976年作。心に沁みる一曲です。
こんな音楽を、お酒片手にジャズバーなんかで聴く夜はさぞかし、さぞかし素敵でありましょうね〜〜。
平井堅の甘く優しい歌声が、曲にぴったりとはまっています。
恒例企画となったKen’s Barではこれまでにも様々なカヴァーが披露されてきましたが、個人的にはその中でもダントツ一位の推し曲です。
佐藤竹善 – 『Through The Fire』
シンガーソングライター・佐藤竹善。
昨年で結成25周年を迎えたバンド・Sing Like Talkingのフロントマンでもある彼が、2004年夏に行った、自身初の単独弾き語りライブの中で披露したChaka Khanの名曲がこちら。
抜群の歌唱力に一気に引き込まれます。
シンガー・佐藤竹善の魅力が120%発揮された極上カヴァーにうっとり。はぁ、素敵……。
更にもう一曲聴いて頂きたいのがこちら。
佐藤竹善 – 『Georgy Porgy』
アメリカの伝説的ロックバンド・TOTOの名曲をアコースティックアレンジしカヴァーしています。
夏の夜に聴きたい!というわけでこれからの季節にぴったりな一曲。
サビ後半のファルセットに誰もが胸キュンすること間違いなしです。
雰囲気の異なる二曲ですが、どちらの曲もばっちり佐藤竹善色に染まっていますね。
いやはや、聴かせてくれますなぁ……。
AI & Boyz Ⅱ Men – 『I’ll Make Love To You』
カヴァーというか、もはやご本人たちとの共演となってしまったこちら。
ホンモノを前にしても引けをとらない、ヴォーカリスト・AIの歌唱力には改めて驚かされます。
美しい歌声が絶え間なく絡み合う、ムーディーで最高に気持ち良い一曲です。
4人の視線と歌声が飛び交うパフォーマンス、いやー、音楽っていいなーーーー!
というわけでいかがだったでしょうか?
日本が世界に誇る素晴らしいパフォーマンスの数々をお届けしました。
あのアーティストにこの曲を歌ってほしい!なんて妄想をふくらませてみるのも楽しいかもしれませんね。