世界を舞台に活躍するアーティストたちも、当然私たちと同じMusic Lover。
幼い頃から憧れのスターに熱狂し、愛し親しんできた経験を持つ人も少なくありません。
そして年月を経て自らもスターとなった彼ら・彼女らの音楽には、やはりかつて憧れたあの人の影響が。
また、一アーティストとして経験を積んだ彼らが、後にしかるべきタイミングでかつて愛し自分の青春を彩った音楽を自らの舞台で表現するなんて場面もこれまでに数々実現してきました。
そこで今回は、アーティストたちが尊敬と愛情をなみなみと注いで披露した極上カヴァーたちをご紹介します!
原曲もあわせてお届けしますので、聴き比べてそれぞれの魅力を堪能してみてください。
それでは参ります〜♪
Corinne Bailey Rae – 「Since I’ve Been Loving You」(Led Zeppelin Cover)
伝説のロックバンド・Led Zeppelinの大ファンであることを度々公言しているUKのシンガーソングライター・Corinne Bailey Rae。
そんな彼女が、自身のライブにて愛情をたっぷり注いで披露したのが1970年に発売され大ヒットを記録した『Led Zeppelin III』に収められた”Since I’ve Been Loving You”。
原曲の深い情感はそのままに、コリーヌならではの透明感と儚さがプラスされたこのパフォーマンス。
紡がれる言葉ひとつひとつにグッときます…はぁ……(うっとり)
こうなると改めて原曲も聴いてみたくなってきますよね。
ってことでこちらをどうぞ。
Erykah Badu – 「Stay」(Chaka Khan Cover)
ネオソウル界の女帝・Erykah Baduがライブで披露したのはChaka Khanによって歌われた1978年の名曲”Stay”。
こちらは原曲を先に聴いてみましょう。
カーーッコイイですね。何度聴いても派手にテンションあがっちゃいます。
続いて、件のバドゥ版がこちら。
両歌姫の超人的なエネルギ―に思わず聴き惚れてしまいます。
ウーーーン、ナイス鳥肌。
Jennifer Hudson – 「I Will Always Love You」(Whitney Houston Cover)
2012年に亡くなった大スター・Whitney Houston。
奇しくも彼女がその輝かしい生涯に幕を下ろした翌日に開催された第54回グラミー賞授賞式で、シンガーで女優のJennifer Hudsonが彼女に哀悼の意を表し、ホイットニーのヒット曲”I Will Always Love You”を披露しました。
感動必須の必聴版です。
ホイットニー版はこちら。
ちなみにですが、この曲自体も実はオリジナルではなく、アメリカのカントリー歌手・Dolly Partonが1973年に発表した作品のカヴァーだったりします。
ということで、そんなオリジナル版もチェック。
D’Angelo – 「She’s Always In My Hair」(Prince Cover)
影響を受けたアーティストの筆頭にPrinceを挙げていることでも知られるD’Angelo。
なんでも、ディアンジェロが12歳の時に生まれて初めて観たライブが殿下の『1999』に伴う全米ツアーだったのだとか。
そんな彼が殿下の曲をカヴァー。
それがこちらです。
まさしくD’Angeloであり、そしてPrince。気持ちよすぎです。
あーあ、新作アルバムの発売はまだですかD氏!!みんな待ってます!!!よ!!!もう!!!
そして殿下による原曲はこちらです。
現在自身がプロデューサーとして力を入れているガールズバンド・3rd Eye Girlとの共演バージョンですね。
さてさて、いかがだったでしょうか?
丁寧に気持ちと愛情が込められた演奏ばかりで、音楽っていいなぁと改めてしみじみしてしまった筆者でした。
今回ご紹介しきれなかった作品もあるので、また近いうちの続編をご期待ください〜…!
それではまた!