今回のSOUL iNDEXでは、不定期好評シリーズ『愛とリスペクトがたっぷり詰まったカヴァーまとめ』をお送りします!
ちょいと久々となる今回のテーマは、The Beatles。
世界的な人気を誇った伝説のグループとして、音楽シーンに多大なる影響を及ぼした彼らに対するリスペクトを公言するアーティストは少なくなく、これまでにジャンルを問わず多くのアーティストが彼らの楽曲をカヴァーしファンの前で披露してきました。
個性豊かなカヴァーを通して楽曲の素晴らしさ、そして音楽の楽しさをじっくりと感じてみてください。
それでは早速参りましょう!
Chaka Khan – 「We Can Work It Out」
Chaka Khanのこの”We Can Work It Out“カヴァーは結構有名ですよね。
オリジナルの雰囲気からガラッと姿形を変えた豪快でファンキーなナンバーに仕上がっています。
Chakaにしか出せない突き抜けるようなハイトーンが最高に気持ち良いですね。
1981年リリースの『What’cha Gonna Do For Me』に収録されています。
Jason Mraz – 「In My Life」
Jason Mrazがカヴァーしたのは1965年のアルバム『Rubber Soul』に収録された名曲”In My Life“。
アコギを爪弾きながらの繊細で温かなパフォーマンスです。
Mrazが歌うとオリジナルとはまた違う胸キュン感が出ますねぇ。。。
Amy Winehouse – 「All My Loving」
UKを代表する歌姫・Amy WinehouseがカヴァーしたのはPaul McCartneyの初期の代表作としても知られる”All My Loving“。
これまた雰囲気がガラッと変わりますねー。
Amyの抒情的で肉厚な歌声が楽曲にまた新たなストーリーを付け足したかのようです。
楽曲の、それまでに知らなかった新たな表情を楽しめるのもカヴァーならではですよね。
Alicia Keys, John Legend – 「Let It Be」
カヴァーしたのはAlicia KeysとJohn Legendという実力派のお二人。
これだけでもめちゃめちゃ豪華ですね。
The Beatlesのアメリカデビューから50年が経った2014年に、ロサンゼルスで行われたトリビュートコンサートの中で披露されたパフォーマンスです。
厳かで、だけど力強い、二人の歌声に込められたメッセージをぜひじっくりと味わってみてください。
Corinne Bailey Rae – 「Blackbird」
続いてはUKのシンガーソングライター・Corinne Bailey Raeが歌う”Blackbird“。
1968年作『The Beatles』に収録された、作者のPaul曰く「黒人女性の人権擁護や解放について歌った曲」です。
これをまたCorinneが歌うっていうのがこう、何かグッとくるものがある感じ。
ジャズピアニスト・Herbie Hancockと共にステージに立ったCorinneが聴かせる儚くも美しすぎる世界観は、ホワイトハウスに集った人々を文字通り魅了してみせました。
あー、、心洗われるなーこれは。。。。
Cindy Lauper – 「Strawberry Fields Forever」
最後はCindy Lauperが歌う”Strawberry Fields Forever“!
1967年にリリースされた、”Penny Lane“との両A面曲です。
NYのセントラルパーク内にある「Strawberry Fields」と名付けられたオノ・ヨーコ所有の緑地で披露されたこのパフォーマンス、これよく見ると鍵盤を担当しているのは坂本龍一ですね。
歌で何かを伝えたい、訴えたい、そんな意志の力を感じるパフォーマンスです。
さていかがだったでしょうか?
三者三様ならぬ、六者六様のバラエティに富んだカヴァーパフォーマンスをお届けしました。
また今回は取り上げませんでしたが、検索してみると無名のアーティストでもびっくりするようなクオリティのカヴァーをアップロードしていたりして面白いので、ぜひ皆さんも色々探してみてください!
ということでSOUL iNDEX今回はここまで!
また次回~!