音楽界における「夢のコラボ」というと、皆さんは一体どのようなものを思い浮かべるでしょうか?
「ヒットチャート一位の○○と歌姫・△△があのナンバーでデュエット!」
「□□のライブにギターの神様・◎◎がギターで参加!!」
などなど。
多くの人がぱっとイメージするのはやはりミュージシャン同士がタッグを組んで生み出される新たな世界観なのではないかと思います。
ですが本日のSOUL iNDEXはそこからさらにもう一歩!ぐいっと!足を深く突っ込んでいこうと思うわけです。
題して『世界が注目!海外スターと日本が誇るアーティストたちの夢のコラボまとめ』!
ということで、一口に「アーティスト」とは言っても今回はミュージシャンのみに限定せず、様々なフィールドで活躍する日本人のアーティストたちをフィーチャーし、彼らが実現させた世界的スターたちとの夢のコラボレーションをご紹介したいと思います。
それでは早速参りましょう~!
José James×椎名林檎 – 「明日の人」
とは言えまずは大物ミュージシャン同士の競演もしっかり押さえときましょ!ってことで、現代ジャズ・シーンを象徴するシンガーへと登りつめたJosé Jamesの2014年作『While You Were Sleeping』に日本限定トラックとして収録されたこちら。
“明日の人“は、日本を代表するアーティスト・椎名林檎とJose Jamesによる、男女の儚い別れを描いた妖艶な哀しみ漂う一曲。
椎名林檎がJoséのライブを観に行ったことがきっかけとなり実現したこの曲は、Hip-Hopなビートにエレクトロニックなサウンド、そして日本特有の哀愁を想わせるアコースティックなサウンドが絡み合う意欲作です。
まさに一流アーティスト二人の感性が真正面からぶつかり合い生み出された世界観って感じですよね。痺れますな~~!!!
Alicia Keys×蜷川実花 – 「Girl On Fire」
続いてご紹介するのは、日本を代表する演出家・蜷川幸雄の愛娘であり、その独特の色彩感を伴った鮮やかな世界観で若い女性を中心に人気を集める写真家・蜷川実花と、第一線で活躍し続けるシンガー・ソングライター・Alicia Keysによるコラボ作品。
世界が注目する彼女たちの共演は、Aliciaの2013年作”Girl On Fire“のMVを蜷川監督が制作するという形で実現しました。
かねてからAliciaの大ファンだったという蜷川監督のラブコールで実現したこのコラボレーションですが、AliciaがMVに日本人監督を起用したのはこの時が初めてだったようです。
「曲を聴いて真っ先に思い浮かべたモチーフが花でした。華やかだけどか弱くて、だけど力強く咲き誇っている…そういうところがこの曲の女性のイメージと重なったんです」そう語る蜷川監督の、彼女らしい色彩感が全面に押し出された色鮮やかなMV、これは見惚れちゃいますね~。
Daft Punk×松本零士 – 「Interstella 5555」
正式な名前は『Interstella 5555: THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM』。
「フランスのハウス・テクノ・デュオ・Daft Punkと松本零士のコラボレーションによるアニメーション・オペラ」…とのことで、アニメーション・オペラ?なんぞ??って感じですが。
そもそもは松本零士のファンであったDaft Punkの二人が、自身のアルバム『Discovery』のために彼にビデオクリップの制作を依頼したのがこの共演のきっかけだったよう。
少ない効果音以外にセリフは全く無し、全編がアルバムの楽曲で構成されている67分のアニメーション・ムービーです。
上で紹介しているのもそのフル・ムービーなので、時間を作ってぜひぜひチェックしてみてくださいね。
Daft Punk、松本零士それぞれのファンは勿論のこと、幅広い世代にとって胸アツな作品であること間違いナシです。
この音とこの画が一緒になるのは流石にアツい……!
Björk×Maiko Takeda – 「Bonnaroo Music and Arts Festival」
続いてご紹介するのはアイスランド出身のアーティスト・Björk。
他の誰をも寄せ付けないその圧倒的な世界観で長きに渡ってシーンの先頭を走り続ける彼女ですが、今回もなんと言いますか、すごい。。。
↑のサムネ画像で早くも頭の中が「?」でいっぱいになった方もいらっしゃるかと思いますが、彼女が身につけているこの「ヘッドピース」(って言うらしい…)、実はコレ日本人デザイナーのMaiko Takedaさんが制作したものなんです。
残念ながらライブ動画はなかったので(上でご紹介したのも音源のみです)、幾つか当日の写真を貼っていきますね。
ハイ。
ハイ。服もどうした。
お。おう。。ハイ。。
ということでね!こんなの着けこなして拍手喝さいのライブができるのは世界広しと言えどBjörkただ一人でしょう。
Maiko Takeda、日本にも凄まじい感性の持ち主がいたもんです。
Maroon5×すれちがい美女 – 「MAPS」
http://special.streaming.yahoo.co.jp/maroon5/
▲まずは上記URLをチェックチェック!!▲
ということで最後はちょっぴり番外編です。
日本の映像コンテンツとあのMaroon5がコラボレーションした2014年作”MAPS“のリリック・ビデオをご覧ください。
「歩いていると、道の向こう側からやってくる女性。すれ違いざまに、思わずドキッ……。」
一時期ネットで話題となった、美女とすれ違う際の視界を再現した動画サイト『すれちがい美女』。
いいですよね、この日本らしい目の付けどころと(笑)、Maroon5のコラボレーションって!いいなー!
次から次へととすれ違う美女たち(最高か)が”MAPS”を口ずさんでる…と思いきやほんの一瞬目があったりしちゃうわけですか。それでスッと目をそらされちゃったりするわけですか。フーン。(悦)
曲よりも映像に目が行ってしまう感じは否めませんが、むしろ何度も見返したくなってしまうので、プロモーションとしては成功と言えるのではないでしょうか。(「もう一度再生」をクリックしながら)
さていかがだったでしょうか?
日本の感性が世界に通用していると思うとやっぱり嬉しいもんですね。
みんなかっこいい!!!
というわけで今回はここまで!
SOUL iNDEX、また次回~!