今回SOUL iNDEXがお届けするのは、泣いて笑える音楽映画まとめ!
観ればきっとあなたも仲間を集めて音楽がしたくなるはず。
あなたはバンドとミュージカル、どっちがお好みですか?
それでは早速参りましょう~!
【バンド編】
『The Commitments』(1991)
まずはじめにご紹介するのは1991年公開の『The Commitments』。
アイルランドのダブリンを舞台に、ソウルバンドを結成した若者たちを描いた青春群像劇です。
『Pink Floyd / The Wall』を映画化したり、『Birdy』では音楽監修にPeter Gabrielを起用するなど音楽センスには定評のあるイギリスの名匠・Alan Parker監督がメガホンをとった本作。
独特のさらっとしたタッチで描かれる、バンドに賭ける個性豊かな若者たちの姿に好感が持てます。
『This Is Spinal Tap』(1984)
続いてはRob Reiner監督による1984年作『This Is Spnal Tap』。
いわゆる「モキュメンタリー」作品の代表例として挙げられることの多いこの作品、映画好きの方にはお馴染みでしょうか?
(モキュメンタリーとは、「モック(にせもの)」と「ドキュメンタリー」を掛け合わせた言葉で、「脚本にそって対象を作り出し、俳優にキャラクターに沿ってアドリブで演技をさせ、それを記録する」という、つまりうそドキュメンタリーってことです)
映画作家・Christopher Guestが生み出した架空のへヴィメタ・バンド・Spinal Tapを追い掛ける形で展開する本作、バンドメンバーそれぞれのキャラクターが各パートのステレオタイプなイメージに沿ってあったり(例えば金髪の長髪で派手好き、目立ちたがりなヴォーカル、ギターソロとギターの音の大きさにやたらと拘るギタリストとか)ロック・バンドにありがちな事件が起きたり(メンバー間の”音楽性の違い”による亀裂、何度も交代するドラマーetc…)と、バンド経験者なら「あるある!!」と叫びたくなるネタがてんこもりです。(バンド経験のない人にも勿論楽しめます。)
これホントめちゃめちゃ笑えます。おすすめ。
『The Rutles: All You Need Is Cash』(1978)
イギリス・BBCのコメディ番組から生まれたThe Beatlesのパロディ・バンド・The Rutles。
彼らの栄光の足跡を辿る形で、メンバー4人の出会いから世界一のロック・バンドに成長していくまでが描かれています。
これも先ほどご紹介したモキュメンタリーの一種ですね。
The Beatlesのパロディということで、本家に起きた出来事になぞらえてストーリーが構成されています。
この作品がスゴイのは、パロディと言っても生半可な出来ではないということ。
The Beatlesの研究がよくよくなされているのは、脚本や映像を確認すれば一目瞭然ですし、音楽的な評価も高く、同年のグラミー賞コメディ音楽部門にノミネートされるほどでした。
これも相当笑えます。元ネタ知ってたら100倍笑えます。
【ミュージカル編】
『Fame』(1980)
監督ははじめにご紹介した『The Commitments』と同じくAlan Parker監督です。
ダンサー、歌手、役者、ミュージシャンを目指してNYの芸術学校に通う若者たちの姿を描いた本作。
若々しいエネルギーに満ちたザ・青春映画!!って感じ。
清々しい気持ちになります。
『High School Musical』(2006)
2006年にスタートしたディズニーチャンネル発の大ヒット・ムービー『High School Musical』。
高校を舞台に繰り広げられるキラキラ眩しい青春に次ぐ青春。
ストーリーはとにかく王道といった感じで胸キュンがとまりませんし、何より歌がイイ!
落ち込んでしまった時、がんばりたい時に観ると物凄く元気がもらえますよ~。
シリーズは現在第3作目まで製作されています。
『Hairspray』(2007)
2007年に公開され大ヒットを記録した『Hairspray』。
1960年代初頭のボルチモアを舞台に、明るくてとびきりチャーミングな少女の夢物語が展開していきます。
2007年に、と言いましたが、これ実は1988年に製作された作品がオリジナルなんですよね…って皆さんご存知でしたか?
このオリジナルを原作としたブロードウェイミュージカルが2002年より上演され、さらにこの舞台版を映像化したのがこの2007年版というわけ。
ちなみにオリジナル版はこんな感じです。
さていかがだったでしょうか?
いや~いいっすね~音楽最高っすね~。
気になる作品を見つけたアナタ、ぜひ筆者と一緒にTSU○AYAまで走りましょう。
ということでSOUL iNDEX、また次回ッ!