いよいよ今年もラスト一週間!
SOUL iNDEX読者の皆さまの中には、もう仕事納めは済んだという方も多いのではないでしょうか?
ひと段落したぞという方も、年内まだまだアクセル全開!という方も、ぜひ年内残り僅かとなりましたSOUL iNDEXの更新を見て聴いて、耳に楽しい年末をお過ごしください。
さて本日のテーマは、『お家でのんびり過ごす年末年始のお供に!SOUL iNDEXが厳選する激アツライブ長編動画まとめ』。
お正月は実家でのんびりまったり、という方も多いと思いますが、実家で過ごすお正月ってなんだかんだ暇なんですよね。(あれ、そんなことないです…?(笑))
毎年恒例のTV特番を横目にコタツでだらだら……、そんな寝正月もいいけれど、どうせ時間があるのなら普段忙しくてなかなか観られないフル尺のライブ動画を楽しむというのも、SOUL iNDEX読者の皆さまにとっては贅沢な時間の過ごし方のひとつではないでしょうか?
ということで今回は、ぜひ時間を作ってじっくりと味わってほしい、至極のライブ映像をSOUL iNDEXが厳選してご紹介します。
ド直球のエンターテインメントから、2015年のミュージックシーンを賑わせたキーマンによる名演まで、大興奮間違いナシ、音楽ファン垂涎のパフォーマンスをこの年末年始のお供にぜひ。
それでは早速参りましょう!
D’Angelo at AFROPUNK FEST 2014
まずは昨年末の復活からこの一年間、数多くのステージで才気溢れるパフォーマンスを披露し、パワーアップした姿をまざまざと見せつけファンを喜ばせてきた我らがD様ことD’Angelo。
今思い返すに、この2014年のAFROPUNK FESTはD様復活劇のほんの序章だったのかもしれませんね。
思わず背筋がゾクッとするような禍々しいエネルギーと強烈なグルーヴ、D’AngeloがD’Angeloたる由縁をガッツリ体感できること間違いナシの一本です。
こんなライブがまるまる映像として残っていてしかもいつでも観られるなんて本当にいい時代だな~~。
Snarky Puppy feat. Metropole Orkest at Jazz sous les pommiers 2015
続いては昨年に続く2年連続のグラミー受賞が期待される”jafunkadansion(ジャズ+ファンク+ダンス+フュージョンを融合した造語)”バンド・Snarky Puppyによる圧巻のライブ・ムービー!
第58回となる今年のグラミー賞にノミネートされたアルバム『Sylva』は彼らにとって念願のメジャーデビューアルバムであり、他の追随を許さないオールラウンドで人気を集めるオランダのオーケストラ・Metropole Orkestと共演した意欲作。
今回ご紹介するのはそのMetrople Orkestとの迫力満点のステージです。
テクニック・音楽性共にずば抜けた二組の共演というだけあって、まず完成度が異常ですコレ…。
オーケストラとバンドの融合によって生まれる音の奥行きと豊かな色彩感、そしてはちゃめちゃ壮大なスケール、映像だけでもこの迫力なのでコレ生で聴けた人は本当に羨ましい…!
Suit For Ma Dukes
続いては2006年に32歳という若さで急逝した名プロデューサー・J Dillaに手向けられた舞台”Suit For Ma Dukes”。
正式には彼の最愛の母・Ma Dukesに捧げられたもので、息子の死という悲劇に見舞われた彼女のためにMiguel Atwood-FergusonとCarlos Ninoが中心となって制作されました。
舞台ではDillaが世に送り出した傑作の中から、A Tribe Called Questの”Find A Way”、Dwight Dribleの”Antiquity”、Slum Villageの”Fall in Love”、Commonの”Nag Champa”などといった楽曲をオーケストラとジャズ・ミュージシャンを中心とした編成で再構築するという試みがなされ、Dillaへのトリビュートであると同時に音楽の新たな可能性を感じさせる斬新な企画として高く評価されました。
太く鋭いグルーヴとオーケストラならではの音の層の厚みに圧倒されます。
歴史に残る一作と言えるんじゃないでしょうか。
Bruno Mars at Super Bowl 48 Halftime Show
続いては、他の映像に比べると少々短めですが、その分超濃厚なエンターテインメントがぎゅぎゅっと楽しめるこちら!
ただひたすらにハッピーでテンションあがる感じ…もうサイコーの一言です。
というわけで2014年のSuper Bowl Halftime Showに登場したBruno Marsのステージをお楽しみください。
パワフルなドラムソロ(やたら上手い)に始まり、大ヒット曲メドレー、からのレッチリ登場で会場の熱気は瞬く間に最高潮へと達します。
そして人々を大いに沸かせたあとの”Just The Way You Are”、これがまたずるいですよね〜。
最後の最後にド直球な愛を真摯に伝えてくるこの感じ。
今世紀最高のエンターテイナーと謳われるだけあって、魅せ方が上手すぎるなと改めて感じさせられるパフォーマンスです。
Thundercat at Ray-Ban x Boiler Room 010
最後にご紹介するのは、2015年のうちに是非ともチェックしておいてほしいこちら!
Flying Lotus、Erykah Badu、Herbie Hancockなど数々の大物と共演にしてきた天才ベーシスト・Thundercat。
世界的なジャズドラマー・Ronald Bruner Sr.を父に持つ彼は今年、2013年の『Apocalypse』以来となる作品『The Beyond / Where the Giants Roam』をリリースし各方面から絶賛の声を浴びました。
2016年のミュージック・シーンにおいても確実にキーマンとなるであろう彼のプレイ、ぜひ今年のうちに一度じっくりと堪能して、来年に備えてみてはいかがでしょうか。
あとこれ会場が面白いんですよね。
今年の8月にBoiler RoomとRay-Banのコラボレーションで行われたライヴの模様なのですが、会場がなんとローラースケート場。(笑)
360度全方向から見られるというのもなかなかないシチュエーションですが、それに加えて観客は基本的に自力でぐるぐる回り続けるという。
なかなかユニークな試みです。
さていかがだったでしょうか?
コタツとみかんとGOODミュージックで、充実した年末年始をお過ごしくださいね。
ということでSOUL iNDEX、今日はここまで!
また次回~!