本日のSOUL iNDEXでは、世界最高のエンターテイナーとして亡くなった今でも多くの人々から愛され続けるアーティスト・Michael Jackson、その彼からただならぬ影響を受け自らの音楽観を構築してきた「MJフォロワー」と呼ぶに相応しいアーティストたちをご紹介します!
Michaelの魂を受け継ぐ「真の継承者は誰だ」、なんて、解釈は人それぞれですが……
しかしここでご紹介する全てのアーティストが、幼い頃から彼の音楽に親しみ心から愛してきた人間であることは間違いありません。
そんな彼らの作品をぜひじっくりとお楽しみください。
それでは早速参りましょう!
The Weeknd – 「In The Night」
まずは最新作『Beauty Behind The Madness』が3週連続で全米チャート1位と昨年大ブレイク、先月の第58回グラミー賞では2冠に輝いたエチオピア系カナダ人シンガー・The Weeknd。
官能的な歌声と、トリップ・ホップやアンビエント、ダブステップ、チルウェイブといった異ジャンルの要素を感じさせるミステリアスなサウンドで人々を魅了する彼は、現在の音楽シーンでMichaelの血を最も色濃く継いでいるとされる人物です。
実際に、Michaelの名盤『Off The Wall』のデラックス・エディションに付されたドキュメンタリー映画の中でThe Weekndは「彼の声を聴くたびに感銘を受けるよ。自分はMichaelの”Don’t Stop ‘Til You Get Enough“でファルセットを学んだんだ」とコメントするなどその憧れを明確に表明しています。
今回ご紹介した”In The Night“は”The Way You Make Me Feel“を彷彿とさせるようなシャッフルが印象的なナンバー。
Michaelへのリスペクト全開の真っ直ぐ突き抜けるような高音域にもぜひ注目してみてください。
Justin Timberlake – 「Take Back the Night」
続いてはMichael没後にリリースされたアルバム『XSCAPE』の中でMichaelとのデュエットを披露したJustin Timberlake。
人気グループからの独立、アイドルからアーティストへ、というシチュエーションもMichaelと重なるところがありますよね。
そんなJTの2013年作”Take Back the Night“、これまた超、超MJ!(笑)
シンセやコーラスの入れ方なんか聴いてるとあまりの敬愛っぷりにもうニヤニヤが止まりません。
Usher – 「Good Kisser」
90年代に数多く登場したMJフォロワーの中でもひと際異彩を放っていたのがUsher。
R&Bを新たな次元に引き上げ世界的なスターとなったMichaelのスタイルをストレートに踏襲しながらも、そこに独自の官能的な世界観を織り交ぜ唯一無二のポジションを築き上げました。
Bruno Mars – 「Treasure」
ヒットチャートを賑わす世界的ポップ・スターとしてMJ亡き後のミュージック・シーンを盛り上げているアーティストといえばこの人でしょう。
そう、先月行われたスーパーボウル・ハーフタイムショーでも最高のステージを披露したBruno Mars。
この”Treasure“然り、80,90年代の懐かしい世界観を現代的なサウンドに落とし込むそのセンスの良さには目を見張るものがあります。
MichaelとBrunoの共演、観てみたかったな…!
Chris Brown – 「Fine China」
ヴァージニア州出身の26歳、Chris Brown。
ピュアでしなやかな歌声と熱いステージングはやはりMichael本人を彷彿とさせるものがあります。
イントロの声なんかMichaelそのものですよね。(笑)
歌って踊れる実力者、その才能はなんとMichael本人にも認められたものなんだとか。
Pharrell Williams – 「Brand New feat. Justin Timberlake」
先にご紹介したJustin Timberlakeとの共作””Brand New“をお聴きください。
昨今のオマージュで巧みに魅せるPharrellお得意の手法がふんだんに盛り込まれた2014年作『Girl』、その中に収録されたこの曲からはドラマチックな展開やリズムを通してMJ的なムードを色濃く感じることができます。
さていかがだったでしょうか?
Michael Jacksonというポップスターの存在が、このような素晴らしいアーティストたちの登場へと繋がったんだと思うと実に胸アツですね。
ということでSOUL iNDEX、今日はここまで!
また次回~!