本日のSOUL iNDEX、テーマはずばり「実践にも使える!?名曲タイトルに見る殺し文句列伝」!
時代を彩る名曲たちのタイトルを通して、思わず胸が高鳴る愛のフレーズを学んでいきましょう。
英語圏の彼or彼女がいらっしゃる方はぜひ日常でもご活用ください♡
それでは早速参りましょう!
Joss Stone – 「I’ve Fallen Love With You」
まずはUKを代表する実力派シンガー・Joss Stoneのデビューアルバムより、”I’ve Fallen Love With You“。
タイトル然り歌詞然り、恥じらうことなく真っ直ぐ丁寧に、好きな相手に向けて投げられる言葉は美しいですね。
ちなみにですがこの”I’ve Fallen Love With You”、意味としては”I Love You”とさほど変わらないのですが、ニュアンス的にはたとえば結婚前でも結婚後でも、親子間でも使えるのが”I Love You”なのに対し、”I’ve Fallen Love With You”はまさに「恋に落ちてしまったの」という意味合いで使われる恋愛感の強いフレーズです。
それにしてもこのアルバム(『The Soul Sessions』)を聴く度に驚くんですが、この当時のJoss Stoneが16歳ってマジ………?
なんなんですかねー、この渋さと表現力は。
Lauryn Hill – 「Can’t Take My Eyes Off You」
続いてはLauryn Hillが歌う”Can’t Take My Eyes Off You“。
1967年にThe Four SeasonsのFrankie Valliが歌いヒットさせたことで知られるこの作品は、以降様々なアーティストにカヴァーされ長年に渡り世界中で愛され続ける名曲です。
中でもこのLauryn Hill版は絶品…!
ゆったりとしたグルーヴに乗る彼女の力強さと優しさを兼ね備えた歌声が心を優しく包み込みます。
この曲の邦題は「君の瞳に恋してる」。
直訳すると「君から目が離せない」となるので、つまりそれほど相手に夢中だということですね!お熱いね!
Jason Mraz – 「I’m Yours」
「僕は君のものさ」?「君は僕のものさ」じゃなくて???
と一瞬戸惑いつつも歌詞を読めば納得。
「もっと冷静でいるはずだったのに、君の情熱に溶かされて気づけば僕は今は平常心を取り戻そうと必死になってる。僕たちは運命で繋がってるんだ、僕は君のものさ。」
彼女の魅力に首ったけな主人公の赤裸々な想いが綴られた歌詞です。
ちょっと恥ずかしくなるくらいストレート。
「君は僕のものだよ」なんてキザな発言もいいけれど、逆をつくのも悪くないですね。っていうか、うまいね。
Frank Ocean – 「Thinkin Bout You」
続いてはFrank Oceanの世界的ヒットとなった2012年作『Channel Orange』より、”Thinkin Bout You“。
「アイダホにビーチハウスを持ってるから、君に売ってあげてもいいよ」とか「戦闘機だって持ってるんだけど、飛ばし方がわかんなくてさ」なんて、のらりくらりと適当なことを言って、その気を見せつつも本音になかなか辿りつかなくてじれったいこの歌の語り手ですが、タイトルにもある”Thinkin Bout You(君のことを考えてる)”に全てが集約されているようです。
ストレートな表現も嬉しいけれど、こんなさりげない一言が案外効いたりするんですよね。
Stevie Wonder – 「You Are My Sunshine Of My Life」
最後はStevie Wonderの”You Are The Sunshine Of My Life“。
「君は僕の人生の太陽なんだ」って、Stevieったらなんて美しい、愛に満ちたセリフを吐くのでしょうか。
愛しい人を力強く愛し続ける豊かな心に満ちた歌詞、本当にこの人は天才だなぁ。
Stevieといえば、この曲に限らず愛に溢れた素晴らしいタイトルの楽曲が多くあります。
“My Cherie Amour“とか、あと”I Just Call To Say I Love You“なんて秀逸ですよね。
さていかがだったでしょうか?
思わず赤面してしまうような甘~~~い囁きも、歌に乗せるとなんとも自然に、カッコよく聴こえるものですよね。
愛溢れる名曲たちに改めてうっとり聴き惚れたところで、今日はここまで!
SOUL iNDEX、また次回~!