2014年の日本の音楽シーンでは「ギター女子」なんて言葉が流行しました。
改めて思うに、ギターの音色と歌声(女声に限らず)って、やっぱり相性めちゃくちゃ良いですよね。
人間の声域とギターの音域はとても近いです。
喉と弦、それぞれが振動して発生する響きが互いに共鳴しあって生まれる豊かな表情は、いつの時代も人々を魅了してきました。
ということで本日はSOUL iNDEXが選ぶ「ギター×ヴォーカルを存分に楽しめる極上ソウル・ミュージック」まとめ!
(そんなつもりはなかったのですが気づいたら女性アーティストの作品ばかりになってしまった……。)
ギターと歌が生み出す世界観を様々な角度から楽しめる贅沢なラインナップとなりました!
ぜひぜひお楽しみください。
それでは早速参りましょう~!
Lauryn Hill – 「To Zion」
ニュージャージー出身のシンガー・Lauryn Hillの代表作で、全世界で1200万枚を売り上げたアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』に収録された”To Zion”。
自身の息子の名が付けられたこの曲、サビで繰り返される”Zion”に込められた深い愛の響きに心揺さぶられた人も多いのでは?
(ちなみに筆者はこの曲を聴く度に泣きそうになります)
そのサビのメロディにやさしく寄り添い、掛け合うようなギターの旋律がまた美しいんですよね。
イントロのメロディックなギターもかなり印象的。
作品の世界へスッと導いてくれます。
うーん、沁みる…。
Joss Stone – 「Security」
イギリス出身のシンガー・Joss Stoneが2004年にリリースした2ndアルバム『Mind, Body&Soul』に収録された”Security”。
繊細なギターの音色とJossの切なげな歌声が絶妙に共鳴し合う良作です。
Adele – 「My Same」
イギリス出身で、今や21世紀を代表する世界的シンガーとなったAdele。
彼女のデビュー作にしてグラミー賞にノミネートされたアルバム『19』にはバリエーション豊富な楽曲が揃っていますが、その中でも今回ご紹介したいのが”My Same”。
この曲の何が良いって、歌声、ギターの音色共にどこか挑発的で、かつチャーミングなのがとにかく最高なんです。
小悪魔ちゃん的な魅力というか。(笑)
一度ハマると抜け出せない魅惑の世界観、ぜひぜひ体験してみてください!
Adeleは声色のバリエーションが本当に本当に豊かだなぁ…。
Lianne La Havas – 「Age」
BBC SOUND OF 2012にもノミネートされ、英国の老舗音楽番組『Later… with Jools Holland(ジュールズ倶楽部)』で俄然注目を集めた、新世代を代表するロンドン出身の女性シンガー・ソングライター・Lianne La Havas。
彼女の2012年作のデビューアルバム『Is Your Love Big Enough?』に収録された”Age”は、ギターのオーガニックな音色を存分に楽しめる優しいナンバーです。
優しく流れるギターの旋律と、Lianneの大らかな歌声が絶妙に溶け合います。
気持ちいいサウンドですね~~。
India.Arie – 「Video」
アトランタ出身のシンガー・India.Arieの2001年作『Acoustic Soul』を代表するナンバー”Video”。
個人的にはこれぞIndia.Arie!と言える曲だと思ってます。
歌詞もいいんですよね~。
彼女自身が紡ぐギターの音色の巧みな音づくりと、彼女の温かく厚みのある歌声が生み出す色鮮やかな世界。
思わずうっとりと聴き入ってしまいます。
ギターにも歌にも、彼女らしい誠実さが溢れていて良いです。
心が温まって元気でますよ~。
慌ただしい師走の日々、息が詰まりそうになったらこの曲を聴いて深呼吸!
気持ちが楽になってオススメです。
さていかがだったでしょうか?
歌とギターの共演、やっぱり相性抜群です!(確信)
皆さんはどの作品に心惹かれたでしょうか?
ではSOUL iNDEX、また次回!