THE・卒業シーズンですね!
この一週間ほど、街を歩くと華やかな袴姿が度々目に留まってその度に思わず足を止めて見惚れてしまう筆者です。
卒業された皆さま、卒業される皆さま、おめでとうございます。
桜の見頃ももう間もなくですね〜〜!
さて、ということで卒業の季節。
出会いと別れひしめくこの季節に旅立つ人・旅立たれる人それぞれが抱える、未来への明るい希望と堪えがたい寂しさはかけがえのないものだと思います。
寂しくとも、勇気を出して新たな一歩を踏み出す人々の表情は本当にかっこいいですよね〜。
ということで、「卒業寂しいよ〜〜〜〜」な貴方も、「新生活がんばるぞ!!!!」な貴方も、音楽の力に元気をもらいましょう!
ってなわけでこんな企画。
ズバリ
『新生活間もなく!スターそれぞれが踏み出した新たな一歩に元気をもらおう』
今回のSOUL iNDEXでは、それまでのグループ活動から卒業して新たにソロデビューを飾ったスターたちの「最初の一歩」を特集します。
前に突き進むエネルギーに満ちた名曲ばかり!
パワー溢れるサウンドに元気をもらって、来たる新生活に備えましょう。
それでは早速参ります!
Justin Timberlake – 「Like I Love You」
まずは、今やシンガーのみならず俳優としても絶好調なこの方、Justin Timberlake。
JTと言えば、かつてアメリカが誇る人気グループとして世界的に活躍していた‘N Sync(イン・シンク)の最年少メンバー及びリードシンガーとして知られた人物。
グループは1995年に活動を開始し、2002年の活動休止まで常にシーンの第一線で活躍を続けました。
活動休止後、JTはアルバム『Justified』をリリースしソロに転身。
このアルバムは世界で700万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
“Like I Love You“はJTのソロとしては第一作目となるシングル。
こりゃ文句なしにカッコイイですねー!
なんていうか、若さゆえの尖ったエネルギーを纏った色気がマジでヤバイ。(真顔)
世界中の女性が熱狂するのも頷けます。
Lauryn Hill – 「To Zion」
続いては元・The Fugees(フージーズ)のLauryn Hill。
グループとしては1992〜1997年の約5年間に渡って活動し、その後1998年にリリースされたアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』でソロデビューを果たしました。
このアルバムで彼女は全米チャート1位獲得という快挙を成し遂げ、世界中でも1200万枚を超える大ヒットを記録。
その圧倒的な歌唱力で世界を震撼させました。
“To Zion“はそんなデビューアルバムに収録された一曲。
Zionとは彼女の愛息の名前で、この曲はまさしく彼に捧げられたものとなっています。
本当に、人の心を揺さぶる歌を歌う人ですよね。
聴く度に泣きそうになるほど感動してしまいます…。
Michael Jackson – 「Got To Be There」
続いては世界が愛した永遠のスター・Michael Jackson。
MJと言えば幼い頃兄弟間で結成したJackson5の一員としての活動も有名ですが、そう言えばそこからソロへの切り替えって一体いつなんだっけ…?
ということで調べてみたところ、ソロ第一作目にあたるのはこの1972年の”Got To Be There“のようです。
まだ「Jackson5の末っ子・Michael」感が強い楽曲ですね。
そしてここから、この後何十年とかけて、”Thriller”や”Billie Jean”を世に送り出す世界最高のエンターテイナーへと変貌を遂げるわけです。
しかし、(いや知ってたけど、)MJ歌うんまいな…(笑)
Beyonce – 「Crazy In Love」
Destiny’s ChildのBeyonce Knowlesからソロ・アーティストのBeyonceへ。
その幕開けを飾ったアルバム『Dangerously In Love』、そしてこの”Crazy In Love“は世界的にも大ヒットとなった超クールなダンスチューン。
のちの夫となるJay-Zとの共作としても知られています。
これ未だにいろんなところでよく耳にする気がします。
Beyonce嬢ほんとカッコイイなぁ…。
Donald Fagen – 「New Frontier」
ラストはちょっと懐かしい!元・Steely Danの中心人物・Donald Fagenの”New Frontier“。
Walter Beckerと共に組み上げたSteely Danという音楽史に残るバンドで活躍した彼がソロへと転身するにあたり1981年に世に放ったアルバム『The Nightfly』は、今もなお様々な文脈の中で語られる革命作となりました。
この”New Frontier”のMV、実は二種類あって、アメリカ向けの物語風(これ)と、ヨーロッパ・日本向けのワンカメラ長廻し版があったそうです。
アニメーションとの連動が綺麗だしセンスが良いですよね。
Fagenの緻密なこだわりが感じられる良作です。
さていかがだったでしょうか?
初々しくも力強いスターたちの歌声に、なんだか励まされたのは筆者だけではないハズ。
新年度がより一層楽しみになってきたところで、SOUL iDNEXまた次回〜!