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Matome Article

2015年6月30日

心の映し鏡???天候にまつわるR&B・ソウルの名曲まとめ

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天候にまつわる曲、と聞いてあなたはどんな曲をを思い浮かべますか?

 

歌詞の世界では以前からジャンルや国を問わず様々なモノが感情のたとえとして用いられてきましたが、中でも「空」や「天候」はその移ろいの美しさ、日々目にするという親しみ深さからか、まるで心の映し鏡のような位置づけでこれまで多くの楽曲に登場してきました。

晴れ渡った青空に心踊らせたり、真っ赤な夕焼けを前にセンチメンタルな気持ちになったり…そんな経験、きっと皆さんにもあるのではないでしょうか?

 

ということで今回はそんな多種多様な「空模様」をフィーチャーした”エモい”ソウル・R&Bの名曲たちを大特集!

あなたの今の気分にマッチするのはどの天候、どの歌声でしょうか?

 

それでは早速参ります!

 

 

Jamiroquai – 「Seven Days In Sunny June」

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まずはカラっと晴れ渡った青空~~!…ということで一番手はUKアシッド・ジャズ・シーンを代表するJamiroquaiの人気ナンバー”Seven Days In Sunny June“。

 

夏の太陽が照らし出す甘酸っぱくも爽やかな恋の景色ー…。

まぁJune(6月)なんで日本だと梅雨って感じですが、サウンドは完全に初夏を思わせるそれです☀

 

この時期ならではの心地よい風と夏を予感させる眩しい太陽が、二人の恋模様を優しく見守っているかのようですね。

爽やかなサウンドが耳に心地良い~!

 

 

Boyz II Men – 「Can You Stand The Rain」

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お次は一転、雨の中に立ちつくす情景が心に刺さるこちら。

 

Boyz Ⅱ Menの1997年作『Evolution』に収録された”Can You Stand The Rain“、これ元々は1988年にR&Bグループ・New Releaseが発表したものなのですが、Boyz Ⅱ Menは10年の月日を超えて、彼らならではの極上ハーモニーを響かせながらオリジナルを上回る繊細な表現でこの曲を蘇らせてみせました。

 

「たとえ雨が降っても、嵐になろうとも、君は僕の側にいてくれるのかな」

 

彼にそう問われた彼女は、果たしてどんな答えを返すのでしょう?

恋の不確かさ、儚い美しさを歌った名曲です。

 

 

N’Dambi – 「Rain」

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お次ももういっちょ!雨にまつわる名曲をお届けします。

その名もズバリ”Rain“、歌うのはErykah Baduの盟友としても知られる実力派シンガー・N’dambiです。

 

1stアルバム『Little Lost Girls Blues』に収録されているこの曲はタイトルの通り雷鳴と雨音のSEで幕を開けます。

 

彼女ならではの深く艶めかしい歌声、そして気だるげなギターとキーボードの音色が雨上がりのもったりとした空気を感じさせます。

 

 

Average White Band – 「Cloudy」

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1971年にスコットランドで結成され、”Pick Up The Pieces”のヒットやEric Claptonのサポート・アクトなどで一躍有名となったファンク・バンド・Average White Band

 

1975年リリースのアルバム『Cut The Cake』に収録された”Cloudy“は、分厚い雲の下で鈍い空気に包まれた男女の、微妙な距離感を歌ったバラード。

ヴォーカルの痛切に訴えかけるようなパフォーマンスと、それを優しく支えるようなバンドの演奏に胸が締め付けられます。

 

 

Busta Rhymes – 「Been Through The Storm feat. Stevie Wonder」

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ジャマイカ系ラッパー・Busta RhymesStevie Wonderをフィーチャーするという貴重なタッグが実現したのは、アルバム『The Big Bang』の中でのこと。

タイトかつ攻撃的なトラックに乗ってStevieがメロディを、Bustaがラップを聴かせてくれます。

 

嵐の前の静けさ、とでも言えばいいのか、じわりじわりと高まるサウンド、ドラマチックな展開に息を飲みます。

 

 

Me’Shell Ndegeocello – 「Wheather」

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トリを飾るのはMe’Shell Ndegeocello

タイトルもずばり”Weather“ということでね、締めにふさわしく(?)、まんまですね。

 

2011年作の同名アルバムの表題曲として発表された”Weather”、ヴォーカル色のひと際強いアルバムを象徴する楽曲というだけあって、彼女の深く沁み渡るような歌声をじっくりと堪能できる良曲です。
美しい曲ですよね~。

 

この曲、そしてアルバム全体を通して聴くと、予想(予報)をしばしば裏切る天候の変化と人間の感情の揺れや変化を、彼女ならではの視点で重ね合わせているようにもとれる気がします。

 

 
さていかがだったでしょうか?

梅雨ももうそろそろひと段落、そしていよいよやってくる夏ー…!

…ということで天候の移り変わりの激しいこの時期、みなさんくれぐれも体調には気をつけましょうね◎(突然立ち現れる良質なサイト感)

 

それでは、今回はここまで!

SOUL iNDEX、また次回~!

 
この夏もSOUL iNDEXと一緒にGOODミュージックをガツガツ楽しんでいきましょう!!!!

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