恋の終わりには悲しみがつきもの。
失恋した、もうすぐ失恋しちゃうかも、あの時の恋が忘れられない……―
今回のSOUL iNDEXでは、そんな辛い心に寄り添う「失恋ソング」をご紹介します。
悲しい時には大好きな歌声を聴いて、そして泣くだけ泣いてスッキリしちゃいましょう。
それでは参ります!
Adele – 「Someone Like You」
ということで、失恋ソングの女王ことAdeleの2011年作”Someone Like You“。
数多くの作品と同様Adele自身の失恋経験をもとに書かれたこの作品、切々と奏でられるピアノに乗る彼女の痛切な歌声が心に響きます。
「気にしないで、あなたみたいな人を見つけるから」「あなたの幸せを心から願ってるわ」などなど、サビで歌われる歌詞ひとつひとつが胸に刺さります。
Bruno Mars – 「Talking To The Moon」
続いてはBruno Marsの2010年作”Talking To The Moon“。
昨年ビッグ・ヒットとなったMark Ronsonとの共作”Uptown Funk”のようにノリノリイケイケな楽曲もBrunoらしくていいなーと思いますが、個人的にはこういう切ないバラードでこそ彼の本領が発揮されるような気がします。
遠く離れた愛しい人への想いを月に向かって打ち明ける主人公の、真っ直ぐな気持ちが胸を打つ極上のバラードです。
Brunoの歌を聴いていると、歌に心をこめるってこういうことなんだなーと思わされます。
胸を打つ、とは言いましたがまぁ、実際ひとりで月に向かって話してる人を見かけたらちょっと心配しますけど。
India.Arie – 「Long Goodbye」
去りゆく恋人に向けた別れの言葉が心に響くIndia.Arieの”Long Goodbye“。
悲しい別れなんですけど、曲そのものに相手に対する思いやりのようなどこか優しい気持ちを感じるのは、やっぱりIndiaの歌声の力かなぁと思います。
心にじんわりと沁み渡る声ですよね。
Alicia Keys – 「Try Sleeping With A Broken Heart」
続いてはAlicia Keysの2009年作”Try Sleeping With A Broken Heart“。
繰り返し歌われる”I’m gonna find a way to make it without you…(貴方なしで生きていく方法を見つけなくちゃ…)”に込められた、「前に進みたい気持ち」と「本当はまだ恋しくて仕方がないという想い」が入り交じった複雑な乙女心を思うとめちゃくちゃ切なくなってきます。。。
情感のこもったAliciaらしい歌声が見事にマッチした良曲です。
Prince – 「Nothing Compares 2 U」
というわけで世紀の天才ミュージシャン・Princeの”Nothing Compares 2 U“をじっくりお聴きくださいませ。
この曲元々は1985年にPrinceから彼がプロデュースしたバンド・The Familyに提供された曲だったんですよね。
そのオリジナル自体これといった注目を浴びることはなかったのですが、1990年にアイルランドのシンガー・Sinead O’Connorが同曲をカヴァーしたところこちらが大ヒット。
当時のシーンをリアルタイムで追っていた人にはこのカヴァー版の方が馴染み深いかもしれませんね。
このカヴァーの世界的ヒットを受けて、Prince自身も自らのライブで同曲をセルフ・カヴァーするようになったようです。
失った恋人を想い、喪失感に心震わす大人の失恋ソング。
悲しみを叫ぶようなSaxソロが胸を締め付けます。
「貴方にかなうものなんて何もない」
時に語り、時に呟き、そして叫ぶような殿下のヴォーカルも絶品です。
さていかがだったでしょうか?
涙も乾いて辛い恋が終われば、また新しい恋と素敵な笑顔が待ってるはず~!
ということでSOUL iNDEX、今回はここまで!
また次回~!!