1959年にスタートし、いまでは今日最も権威ある音楽賞の式典として世界中から注目されるグラミー賞授賞式。
著名なアーティストによる豪華なパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様は毎年全米をはじめ多くの国々で放映され、話題を呼んできました。
中でも年に一度のスペシャルイベントだからこそ実現する、ノミネートされたアーティストたちによる夢のようなステージは必見必聴!!
ということで今回のSOUL iNDEXでは、歴代のグラミー賞授賞式でのライブパフォーマンスの中から選りすぐりの名演をご紹介します!
毎年多くのドラマが生まれる極上のステージをお楽しみください。
それでは参りましょ~!
Miguel, Wiz Kahlifa -「Adorn」
まずはつい昨日、自身初となる来日公演が発表となったばかりの実力派シンガー・Miguel。
2ndアルバム『Kaleidoscope Dream』の先行シングルとしてリリースされた”Adorn”は、R&B/Hip-Hop Songsチャートで4週連続1位を獲得するなど人気を博し、結果2013年のグラミー受賞という快挙を成し遂げました。
「伝統的なR&Bの境界や限界を超えたい」と話す彼のオルタナティブでジャンルレスなサウンド、そして艶やかで甘い歌声はこの先のR&Bシーンにおけるカギになる、彼のパフォーマンスを観ているとそんなことを思わされます。
注目の来日公演は11月3日(火・祝)@東京 新木場STUDIO COAST、11月4日(水)@大阪・なんばHATCHの2days!
これは是非ともチェックしたいです。
Michael Jackson -「The Way You Make Me Feel〜Man In The Mirror」
続いては1988年の授賞式で行われたMichael Jacksonによるパフォーマンスです。
大ヒットナンバー・”The Way You Make Me Feel”と”Man In The Mirror”のメドレーを披露したMJ。
“The Way〜”ではまるでひとつのミュージカルを観ているかのようなストーリー性のある展開、そして素晴らしいダンスで、そして”Man In The Mirror”では魂を奮い立たせるような歌声で観客を圧倒しました。
特に”Man In The Mirror”なんて、気づくと物凄い人数のコーラス隊がステージに立ってるわけなんですが、それでも最初から最後まで、観始めると踊ってようが歌ってようがやっぱりMJただ一人から目が離せないんですよね。
それって実は凄いことなんじゃないかなと思います。
やっぱりこの人は正真正銘のスターだなぁ。。。
“Man In The Mirror”のラスサビのあと、MJが自らの身体を抱きしめるようにしながら声の限り叫ぶようにして歌うパフォーマンスにジーンときました。
歌う、ってこういうことなんじゃないかな。
Destiny’s Child -「Independent Woman〜Say My Name」
続いてはDestiny’s Childによる2001年のパフォーマンス!
大ヒットナンバー2曲のメドレー、三人ともキレッキレでカッコイイですね〜!
それにしてもステージに立ってる人たち肌色率高すぎません?(笑)
Eminem, Elton John -「Stan」
同じく2001年のグラミー授賞式にて披露されたEminemとElton Johnによる”Stan”。
当時ゲイやレズビアンへの差別的発言が原因で同性愛者の権利団体GLAADから批判を受けていたEminemと、自身がゲイであることを公表していたElton Johnの共演、ということで本番前から話題を呼んでいた注目のコラボレーションです。
周囲のリアクションをよそに実はプライベートでも仲が良いという両人による夢の共演、心の中に秘めた何か熱い闘志を感じさせるような二人のパフォーマンスは一聴の価値有りです。
Black Eyed Peas, Justin Timberlake -「Where Is The Love」
続いては2004年の授賞式で披露されたThe Black Eyed Peasのヒット・ナンバー・”Where Is The Love”。
グラミー受賞のスペシャルパフォーマンスということで、ゲストとしてJustin Timberlakeが参加しています。
どちらのファンにとってもこういう共演ってやっぱり嬉しいものですよね〜。
そしてFergieスタイル良すぎですな…。
Chaka Khan -「I Feel For You」
最後は女帝・Chaka Khanによるグラミー受賞パフォーマンス!
もうこれ30年前なんですねー。
代表曲”I Feel For You”を、バンド、ダンサー、そしてラッパーのMele Melを従え披露したChaka。
イントロのラップ終わりから”Chaka…”と更にフレーズを続けかかったMele Melが女性ダンサーに連れられハケていく様子が若干「強制退場」っぽくて面白いとか、曲前半でChakaがマッチョなイケメン4人に囲まれてちょっと嬉しそうとか、見どころ満載です。
とは言えやはり、たとえイケメンの膝に乗ろうが周りをイケイケなダンサーたちに囲まれようが、一瞬もブレない彼女の歌声にはもう「参りました」の一言。
神様仏様Chaka様……。
さていかがだったでしょうか?
やっぱり特別なイベントだけあってスケールが違いますね!楽しかったーー!
次回は来年の2月。
一体誰がどんな最高のパフォーマンスをみせてくれるのか、待ち遠しくて仕方がないです。
ということでSOUL iNDEX今日はここまで!
また次回~~!