一気に寒くなってきましたね。
いよいよ季節も秋から冬へと足を大きく踏み出したようです。
さてそんな冬初めにお届けする本日のSOUL iNDEX、テーマはずばり『寒さに負けるな!冬だからこそ聴きたい、心とカラダをアツくする「ファンキー」な名曲厳選まとめ』!
時代が経過してもまるで色褪せない、確実に「アガる」名曲の数々を、”FUNKY“をキーワードに厳選してお届けします。
それでは早速参りましょう!
The RH Factor – 「Kansas City Funk」
まずはジャズ・トランペッター・Roy Hargrove率いるThe RH Factorの名盤『Distractions』より、”Kansas City Funk“。
高校時代を共に過ごしたというErykah Baduをはじめ、ジャズマンでありながらも数多くのネオソウル/Hip-Hop界隈のアーティストと親交があったというRoyらしい、ファンクやR&Bのブラックネスを強く匂わせるグルーヴィーでファンキーなこのアルバム。
その冒頭を盛り上げる、疾走感に溢れたタイトでクールな一曲です。
エンターテイナーでありながら生粋の職人でもあるRoyが放つ、完成度の高いファンクナンバーに身も心も躍ります。
ちなみに、アメリカにおけるカンザス州はいわゆる「田舎」の代名詞的な立ち位置なんだとか。
Super Butter Dog – 「FUNKY ウーロン茶」
続いては日本を代表するファンク・バンド、Super Butter Dogの痛快すぎるキラーチューン、”FUNKY ウーロン茶“!
2008年に惜しまれつつ解散した同バンドの数あるヒット曲の中でも濃すぎる名作として知られるこの曲、これ一回聴いたら絶対忘れませんよね……。
喉が乾いたらウーロン茶を流し込もうぜ、ってもう本当にそれだけなんですけど(笑)、それでこのカッコよさ。
最高におバカで最高にファンキーなスゴイ人たちです。
ちなみに、ご存知の方も多いと思いますがこのバンドでキーボードを担当しているのは現在レキシの名で活躍中(久々の新曲「SHIKIBU」でも話題沸騰)の”池ちゃん”こと池田貴史です。
Blues Brothers – 「Funky Nassau」
アメリカの人気番組で生まれたオリジナル・バンドを中心に、コメディ/アクション/ミュージカル等様々な要素が入り混じった極上のエンターテイメント・ムービーとして制作された第一作目『ブルース・ブラザーズ』が公開されたのが1980年。
その待望の続編として1998年に公開された『ブルース・ブラザーズ2000』は、内容はもちろんのことBB KingやEric Claptonをはじめ第一作目を上回る超豪華なゲストが大集合したことでも大きな話題となりました。
今回ご紹介した”Funky Nassau”にも、ネオソウル界のカリスマ・Erykah Baduが参加しています。
Erykah様が演じたのはバンド・コンテストを主宰する謎の女王・クイーン・ムセット。(「バンド・コンテストを主宰する謎の女王」っていう字面の謎さすごい…)
映画ならではのトンデモ設定とはちゃめちゃエンターテインメントっぷりにやられます。
The Black Eyed Peas – 「Smells Like Funk」
続いては、これまでに6度のグラミー受賞経験を誇るアメリカの人気Hip Hop・ミクスチャー・グループ・The Black Eyed Peas。
彼らの大ヒット・アルバム『Elephunk』に収録された(まずアルバムタイトルが最高ですよね)”Smells Like Funk“は、彼ららしい陽気さと挑発的なサウンドが魅力的な一曲。
音楽でおちょくってくる彼らならではのこの感じ、何度聴いても堪りません。
在日ファンク – 「環八ファンク」
最後は2007年にデビューした日本のファンクバンド・在日ファンク。
「新しい時代のディープファンクバンド」として活動を続ける彼ら、そのサウンドのインパクトは一度聴いたら病みつきになること間違いナシ!
今回ご紹介した”環八ファンク”も、超シュールなんですけど無駄に(無駄にって)(褒めてます)音がいいんですよね〜。
先人たちへのリスペクトとオリジナリティが見事なバランスで鳴らされる彼らのパフォーマンス、既にご存知という方も初めて聴いたという方も、ぜひぜひしっかりと見届けてください。
あと個人的にはやっぱり在日ファンクというと”段ボール肉まん“ですね…(笑)
さていかがだったでしょうか?
外は寒くなってきましたが、最高のファンクがあれば身も心もアツ~~く冬を乗り切れる、かも!?
ということで本日のSOUL iNDEXはここまで!
また次回~!