この数日間で気温もぐっと上がり、いよいよ本格的に春が始まりそうな予感。
縮こまるような寒さから一転、ご近所をふらふらと歩き回りたくなるような陽気に気分も明るくなりますよね。
さて、ということで本日のSOUL iNDEXでは心躍る春の陽気に合わせて聴きたい、柔らかできらめくような癒しのソウル・R&Bの名曲を大特集!
春のお散歩に、おうちでのんびりす過ごす休日にぜひご活用ください。
それでは早速参りましょう!
Corinne Bailey Rae – 「Another Rainy Day」
まずはUKのシンガー・ソングライター・Corinne Bailey Rae!
約6年振りとなる待望のフルアルバム『The Heart Speaks In Whispers』のリリースを5月に控え現在熱い注目を集める彼女の記念すべきデビュー作『Corinne Bailey Rae』より、”Another Rainy Day“をご紹介します。
くすぐったくなるような純粋さを抱えたリリックとCorinneの歌声がこれ以上ないほどピッタリと寄り添い、オーガニックで優しいサウンドが彼女歌うのメロディをそっととり囲う様子はまさにお見事。
誰もが大人になるにつれ失ってしまいがちな素朴さ、純粋な気持ちを呼び覚ますような一曲です。
穏やかな春の空気にもピッタリですよね。
Lianne La Havas – 「Tokyo」
続いてはギリシャ系の父とジャマイカ人の母を持つUK出身のシンガー・Lianne La Havas。
彼女の2015年作『BLOOD』に収録された”Tokyo“は、物悲しくも澄み切ったアコースティック・ギターの音色に乗せて、Lianneらしいスモーキーな歌声が現代的な孤独を紡ぎだすどこか儚げでメロウな作品。
一人でアンニュイな気持ちになりたい時なんかにオススメです。(笑)
Jamiroquai – 「Talullah」
続いてはアシッド・ジャズ界を代表する大スター・Jamiroquai。
彼らの2005年作『Dynamite』に収録された”Talullah“は、彼ららしい飄々とした佇まいの中でサックスとフルートが切なく揺らめく切なくも心地のよい一曲。
滑らかなホーンの音色に痺れます。
Amel Larrieux – 「Trouble」
お次はNY出身の歌姫・Amel Larrieuxの2006年作『Morning』から、”Trouble“。
アルバムの冒頭を飾る一曲ということで、幕開けに相応しく風吹き抜けるような実に爽快なナンバーとなっています。
とびっきりキュートなAmelの歌声がGOOD。
心地よい日差しを浴びながら外を歩く足取りも一段と軽くなりそうです。
Maxwell – 「Reunion」
続いては今夏待望の新作がリリースされるとのアナウンスで目下注目されているMaxwell。
彼の懐かしいデビュー盤『Maxwell’s Urban Hang Suite』に収録された”Reunion“をお聴きください。
美しすぎるファルセットにうっとりですね…はぁステキ…。
これぞ90年代R&B黄金期!って感じ。
良い曲はいつまで経っても色あせないものです。
春の夕暮れの風景なんかにとても合いそうですね。
Robert Glasper Experiment – 「Jesus Children Of America feat. Lalah Hathaway」
最後は現代ジャズ界の革命児・Robert GlasperがR&BシンガーのLalah Hathawayをゲストに迎えた”Jesus Children Of America“。
オリジナルはStevie Wonderの楽曲で、こちらはそのカヴァーとして制作されました。
Glasperの美しいピアノの音色とLalahの深くエモーショナルな歌声が心に響きます。
これも、少し陽が落ちた春の帰り道なんかに聴きたいなぁ。
春といいつつどこか影のある楽曲が多くなってしまいましたが、まいっか。(笑)
さていかがだったでしょうか?
GOODミュージックが五臓六腑に沁み渡ったところで、今日はここまで!
金曜日ですね。一週間お疲れ様でした。
素敵な音楽と共に楽しい休日をお過ごしください。
それではSOUL iNDEX、また次回~!